当初の予定では、2回に分けて終わらせるつもりでしたが、意外と画像が多くなってしまいそうなので4回に分けたいと思います。
マジックハンド用のフタパーツですが、何個か注型中に出が悪くなってしまった為に型を作り直したので、若干アワ抜きの取り付けが違う物があると思います。
一応、両方のパーツを載せておきます。
フタパーツを仕上げたら、本体パーツの穴にピンを外向きにして勘合確認をします。
塗装があるので少し緩めになるくらいがベストです。4つある穴すべて確認しておきます。
ここで入らなかったりキツ過ぎたりする場合は、フタパーツをピンバイスに差し込んで、
ヤスリに軽く押し付ける様にして、その場で回しながらヤスリがけをします。
このようにして4つ仕上げていきます。
次にピン側を差し込んでいきます。
これも少し緩めになるように。差し込み途中でキツいようでしたら、抜けなくなる前に抜いてヤスリで調整します。
差し込んだフタパーツを取る時は、押しピン等で裏側から隙間に針を差し込んで取ります。
4つあるフタパーツを全部取り付けてみました。
ちょっと工程戻りますが、本体パーツ裏側の横のマジックハンド穴付近にアワがある場合は、
フタパーツに表裏に離型剤を塗ってから差し込んだ後、パテやシアノン等で補修します。
マジックハンドと車輪パーツです。マジックハンドパーツの付け根部分は、シリコンの切り方ミスしてしまい、形状を整えるのが少し面倒な物もありますので、ご注意を…。
車輪パーツは穴の奥がヘソ状になっていたり、フチが少し歪だったりするので、
2ミリドリルで少し穴をあけた後、1,9ミリドリルの後ろ側に離型剤を塗り、
シアノンを盛って車輪パーツ穴に硬化促進スプレーをかけてから差し込みます。
硬化後、ドリルを抜いて形状を整えます。
マジックハンドの内側の仕上げは、プラ棒にマスキングテープを巻いて太さ調整してから紙やすりを両面テープで貼った物を使うと良いです。
マジックハンドパーツも車輪と同じく、2ミリドリルで少し穴あけしてシアノンで調整していきます。工程は車輪と同じなので省略させて頂きます。
バッテリーと煙突パーツです。穴の奥がヘソ状になっている所はナイフで抉っておきます。
それぞれ2ミリドリルで穴あけしていきます。
バッテリーパーツの2つ並んだ穴は最初の穴をあけた後、真鍮線を差し込んでおくと隣の穴をあけるガイドになって揃えやすいと思います。
バッテリーのキャップパーツです。横穴の塞がってる本体パーツ側に付いています。
小さいので取り扱いに注意して下さい。
3/4に続きます。
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